短く、分かりやすく伝える技術が、必要性を増す理由
会議、商談、提案の場など「説明」は日常的に行われています。
つまり、「説明」はビジネスコミュニケーションの「要」です。
特に、最近は情報が氾濫して、全ての情報を取りに行けず、一瞬で
自分にとって必要かどうか、判断する「クセ」がついていると言われています。
また働い方改革、生産性向上、効率化を図るうえで多忙なビジネスパーソンが増加、
特に、管理職経営層からは、まとまらない話、長い話は、敬遠される傾向が
益々強まっています。
このように、「短く要点をまとめて一瞬で理解されるように伝える技術」は、
以前に増して必要とされているんです。
そこで、報道系アナウンサーの数秒単位で伝える「リポート技術」を
ビジネスシーンの説明、説得で活用する
「90秒で要点を簡潔に伝える技術」を
マーケティング会社主催のセミナーでお伝えしました。
このセミナーには、一部上場企業の営業、企画開発、マーケティング、人事教育など
の部署の方が参加してくだいました。
90秒で伝える意味とは
さて、何故90秒なのか、といいますと
テレビニュースでは、一般的に
５W１Hを約15秒でまとめます。
これが「リード」と呼ばれる部分で
アナウンサーが顔だしをして伝えています。
それに、雑感がプラスされると30秒ニュースになります。
さらに、５W１Hの詳細に加え、トピックス、見解、感想などが入ると
60秒～90秒になります。
このように、内容の重要度に応じて15秒から90秒程度で要約をして伝えています。
「リポート」では、視聴者を飽きさせないために、
90秒以上伝える場合には、映像を挟んだり、スタジオとの
やり取りを入れたり、インタビューをいれたりと
工夫をすることが多いんです。
90秒あれば、ある程度
全容を要約し興味・関心を引くことは
出来るという訳です。
日常的には「数秒単位」で話すという意識は持っていない方が
多いと思います。
しかし、話の効果は長さに反比例するとも言われるように、
伝える時のタイムマネジメントは、身につけておくと
スムーズなビジネスコミュニケーションが図れますので
おすすめです。
簡潔に要点を伝えるには技術があります
難しくない、誰でも再現出来る方法で、お伝えしています
【プログラム】
１．なぜ簡潔に要点をまとめる技術が必要なのか
２．簡潔に要点をまとめて伝えるメリット
３．テレビで磨いた短時間で伝える技術
４．超・簡単箇条書き法による、一瞬で理解される短い伝え方
５．相手に動いて欲しい、時間をとってほしい時にどう伝えるか
セミナーでは、事例やワークを交えながら
明日から実践していただけるようにスキルをシェアしました。
私のセミナーの特徴は再現性を重視している点です。
そのため、報道系アナウンサーが現場で経験値で
覚え実践している要点をまとめて数秒単位で
伝えている方法を、落とし込んだ
オリジナルテンプレートを使います。
このオリジナルテンプレートに順番に記入していくだけで
情報が整理され、必要なコメントが完成する仕組みです。
【ご感想】
・急に話を振られると、話がまとまらず、長くなるので
短い時間で思考の整理をして、簡潔に伝えるために役立つと感じた。
・社内外の役員の方に提案をする場合、「短く話して」と
言われてしまう。改善のため、準備の仕方を活かしたい。
・テンプレートは様々な用途で活用出来そう。便利だ。
ご受講ありがとうございました。
企業研修、講演でも同プログラムを提供しています。
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役員・管理職プレゼンテーション・販売促進プレゼンテーション・部下育成の対話型コミュニケーション・価値向上話し方ブランディングその他
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