仕事の情報や意思が上手く伝わらない原因に、
言葉が足りない事があげられます。
例えば、部下に対して、こんな指示を出していませんか?
「ああ、あれでいいんじゃない」
こう言われた部下は、分かったような気になりますが、
実際はどうでしょうか。
上司と部下の「いいんじゃない」は、同じ理解だとは限りません。
上司は、「その件の決定はもう少し後でいいんじゃない」
部下は、「その案件は、提案内容で進めていい」
不一致のまま、話が進んでしまうと、必要のない仕事を
することにもなりますし、お互いの信頼関係にもヒビが入ります。
5W2Hを押さえる、というのは新人研修では学びますが、
つい現場で忙しくなると、曖昧な言葉で指示や相談の返事をすることも。
このくらいは言わなくても分かるだろう…と勝手に判断せず、
丁寧に言葉を補う伝え方を。部下が動きやすい指示を出して
信頼関係を構築しましょう。