個人の「緊張」が組織のパフォーマンスを低下させている?
誰もが少なからず、人前に立つと「緊張」を感じるのではないでしょうか。
ビジネス現場では、とかく個人的な問題と片付けられてしまいがちですが、
実は会議や商談、提案の場で、
言いたい事が効率よく伝わらない、期待通りの成果が出にくい等
本来のパフォーマンスを発揮出来ない問題の一つの原因になっています。
何より管理職、経営層、独立開業など、社会的立場が上がるにつれて
その責任も増えますから、「ストレス」として実感しやすい方が増えるようです。
私の元へはプレゼンテーション研修プログラムの中に
具体的な「緊張対策」を入れて欲しいと、組織で対応したいという
ご要望も増えています。
緊張緩和には、いくつか方法があり、複合的に組み合わせることで、
効果を発揮します。
そこで、今回はその中のひとつ
「緊張」に効果的な人前で話す際の「正しい体の使い方」のポイントから
「呼吸法」をご紹介します。
「腹式呼吸」で緊張を緩和する
新人アナウンサーの研修では、「話し方」の基礎を学びます。
その中でも、最初に練習するのが「腹式呼吸を使った話し方」です。
腹式呼吸の効果は、深い息を吸う、吐くの繰り返しなので
副交感神経が優位になりリラックス効果があります。
つまり、呼吸法を整えると、ご自身の緊張が解れやすくなります。
また、コミュニケーション面からは
お腹から気持ちよく声を出せて
ご自身の一番良い声になるので
聴き手にメッセージがしっかり届きやすくなります。
喉を傷めやすい方、声が透りにくい方は、特に
おすすめです。
女性にとっては正しい声の出し方を身につけると
「声のエイジングケア」にもなります。
人前で話す、腹式呼吸の簡単な練習法
まず、話す時の、呼吸は「鼻呼吸」です。
「鼻呼吸」だと深い息を吸えます。
一方「口呼吸」だと浅い呼吸になってしまいます。
よく緊張すると息継をするのも忘れて苦しくなるという方がいます。
こういう方は、「口呼吸」をしています。
まずは、「鼻呼吸」を意識してくださいね。
練習は、リラックスした状態で行いましょう。
ご自宅では、好きな音楽を掛けながら練習するのもいいですね。
<腹式呼吸の感嘆!練習法>
①口から息を吐く
②鼻から深い息を吸う
③一旦(4秒程度)息を止め、腹筋が固くなっているか確認
④口から長い息を吐く(16カウントから20カウントを目安)
これを1分~3分程度繰り返しましょう。
<チェックポイント>
肺にたっぷり空気が入ると、横隔膜がさがります。
この横隔膜の上下運動を、外側から確認するには、
「丹田」と呼ばれるおへそから5センチから10センチ下あたり
丁度、腹筋の辺りに手を当てます。
息を吸った時に、腹筋の辺りが膨らむ…息が深く入ったか確認
息を吐いた時に、腹筋の辺りがへこむ…息を吐き出したか確認
就寝前に横になった状態でこの腹式呼吸の練習をするのがおすすめです。
習慣になり、無意識に使えるようになります。
人前で話す時には、まず体をセット
人前に立った際に、落ち着いて、
お腹に力を入れて一呼吸。そして鼻からたっぷり息をすって
話し始める。
こうして「体をセット」することで、
声も出やすくなりますし、なにより緊張を緩和しやすくなります。
何事も、「基本」が大事です。
「緊張」を放置せず、正しい方法、正しい順序で改善を図れ、
期待通りの結果をうむことが可能です。
経営者・起業・リーダー・セミナー講師となると人前に立つことが増えます。
しっかりメッセージを届け、ターゲットの好反応を獲得して
幸せに事業発展をしていきましょう。
◆講師・プロフェッショナル向け「伝わるプレゼン力養成講座」
体験セミナーご感想1)
体験セミナーご感想2)
体験セミナー開催日時
4月11日(木)午後の部:13時~16時➡終了しました。
夜の部: 18時~21時
詳細はこちらをご覧ください
◆経営者向けスピーチ講座体験セミナー
3月28日(木)13時~16時➡終了しました。
たった数時間で変化を実感できると喜ばれています
「エグゼクティブスピーチ講座」体験セミナー開催
詳細はこちらをご覧ください
◆上記、講座内容の体験レッスンご希望の方は、お問い合わせください。
■無料メルマガ 明日から役立つ「伝え方」のコツを紹介しています。
【無料7日集中メール講座】
■経営者のための「さすが」といわれるスピーチ7か条
■個人向けパーソナル
経営者・専門家・講師・リーダーの心をつかむコンテンツ&プレゼンで事業発展をサポートいたします。
■企業向け
販売促進プレゼンテーション・部下育成の対話型コミュニケーション・価値向上話し方ブランディングその他
■ご紹介させてください!反応「ゼロ」が「100」になる実践方法満載の話し方の本
『心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方』
(日本能率協会マネジメントセンター)