自分の強み、言葉に出来ていますか？
あなたは、ご自身の強みに気付いていますか？
「言葉」にして伝えていますか？
「強み」を活かしたサービス・商品等をつくっていますか？
競合他者（他社）と差別化ができてセールスせずに、理想顧客と良い関係をつくれます。
このブログ記事は、連載になっています。
専門家が幸せに活躍をする！実績・人脈なしで講師で成果を上げる「伝わるプレゼンへの道」
１回目「きれいな話し方では結果がでない」
2回目「自分の強みの見つけ方」
3回目「自分のコンテンツが無い。何を教える？」
4回目「こうして登壇チャンスをつかむ！」
5回目「リピートを獲得するには」
6回目「初めてセミナーを開催する」
7回目「個人で直接企業研修を受注する」
私が最初に自分の強みに気付いたのは、
アナウンサーから、専業主婦、そして再就職を考えていた時期でした。
「資格」を持っていないと、希望のパートすら
見つからない現状に、どうしようかと悩んでいた時、
あるチラシを見つけました。
近所の大学で、女性向けの再就職支援講座
しかも半年通ってPCの資格を取得するコースもある
というものでした。
ママチャリで通える距離。
こどもの幼稚園のお迎えにも間に合います。
「これだわ！」と思い早速、この講座に申し込みました。
PCの使い方を学びたいという動機でしたが、
行ってみると、大変充実した、私のようなセカンドキャリアを考えている
女性のキャリア支援の講座でした。
そして、支援に必要な各分野で活躍している方たちが
講師として名を連ねていました。
自分の強みが見つからない方へお薦めの方法とは
そこで、ビジネスコミュニケーション、ビジネスライティング
という講座がありました。
皆の前で自己紹介をしたところ
話し方の講師の方に、「声がとてもいいわね。話も上手！」と褒められたんです。
この方は、官公庁や企業でも講演をしている
講師歴何十年のベテランの先生でした。
「え？そうなの？」と新鮮な気付きでした。
というのも、
テレビ業界にいると、「声がいい」「話が上手い」人なんて
アナウンサーだけでなく、タレントさんも含め
いくらでもいます。
「声がいい」「話が上手い」と
面と向かって言われた経験は、あまりなかったんです。
自分の強みは、当たり前すぎて、自分では気づかないものなんですよ
さらに、元新聞記者の講師に
「凄くいい文章を書く人がいる。特にね、この部分、文章の流れがいいね」
と、作文をほめてもらったんです。
正直、文章は、得意な方ではないので
（現在もです…）
元新聞記者に、ほめていただいて、
またまた正直驚きました。
客観的にほめてもらって、
そう言えば、私、ニュース原稿書いてたんだ。と
思いだしました。
NHKキャスターをしていた時には、月曜から金曜まで10年間
毎日、取材をして原稿を書いて、30分の生放送を出していたんです。
私は、資格は持っていないけれど、
アナウンサーをやっていたことで「強み」は持っているんだ。
そして、その強みは、「話し方」と「文章構成」なんだ。
それぞれ、プロからほめてもらったことで、
自分の中で一瞬で自信となったんです。
ここで、私が学んだ、「強みの見つけ方」です。
１．自分の強みは、家の中では見つからない。
２．自分の強みは、自分の専門分野とは違う環境に身を投じてこそ際立つ。
３．プロに見つけてもらう機会をつくっていく。
３について、ですが、誰に見てもらうかが本当に大事です。
その道の専門家に習うのが、スキル向上の一番の近道です。
もちろん、その道の専門家に指導をいただくには
それ相当の受講料です。
それ以上に、その専門家からのアドバイスは
お金に換算できないです。
その後の私の人生を豊かにしてくれています。
セミナーやプレゼンにも強みは必要
さて、強みに話題を戻しますね。
よく、自分の強みを発見しよう、というワークがあります。
私も何度もやってみたことがありますし、
私の講座でもおこなっています。
このワーク、自分だけで、完結をしては、見つけられませんよ。
私の話し方講座には、多くの専門家がセミナーや講演の準備にいらっしゃいます。
しかし、皆さん、本当の自分の強み=売りをしっかり話せない方が多いんです。
ここが、明確にならないと、プレゼンもセミナーも軸がぶれてしまい、
伝わらない、期待する結果が出にくいんです。
自分の強みって自分では「当たり前」過ぎて気付かないものなんです。
ですので、プレゼンテーションやスピーチのセッションで、
希望者には、しっかりこの強みの部分の言語化もお手伝いしています。
自分の強みを活かしたサービスで、どうお役に立つのかを言語化する
セールスしなくても、理想顧客に、選ばれます。
セカンドキャリアとして講師を選んだが問題が…
それまで私には、パートや派遣など、
会社に勤めるという選択肢しかなかったのですが、
この講座で、自身の強みを活かしたキャリアを選ぶという考え方を初めて知りました。
そこで考えました。
私の人生の転機を導いてくださった先生方のような存在になれたらいいな。
人前で話すことは、多分できそう。
そうだ。「講師になろう！」と決心しました。
そこで、早速、講座の先生に伝えました。
「私、講師になりたいんです！」
その先生は、私が次のキャリアを選んだことを
とても喜んでくれました。が、次の一言に私は、絶句をしました。
「いいわね、で、何を教えるの？」
え？
私、教えられるものが無い…
大事なことに気付きました。
アナウンサーをやっていたけど
プレイヤーで、指導者ではなかぅた。
教えられるコンテンツがない。
体系立った知識もない。
どうすればよいのか…呆然としました。
<次回に続く>
このブログは、連載です。
第1話「きれいな話し方では結果がでない」
第2話「自分の強みの見つけ方」
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