目次
朝礼、忘年会・新年会・団体会合でのスピーチなど
社長あいさつを効果的に行う秘訣をご紹介します。
新年のあいさつ、入社式など、春は社長があいさつをする機会が多いシーズンです。
こんなお悩みはありませんか？
いつもマンネリ化したあいさつで、社員は「聴き飽き…」と言わんばかり
熱意を持って伝えても、思うように社員のやる気に繋がらない
社員数が増えて、今までのやり方では、メッセージが浸透しなくなった
もし、ひとつでも当てはまるなら、ズバリ「シナリオ」のつくり方で解決できます！
特に忙しい経営層の方は、あいさつの準備に時間をかけられません。
そこで、今回は、シンプルに、プロのような「さすが」といわせるシナリオ作成法をご紹介します。
あいさつは、シナリオのつくり方で効果アップする
いきなりスピーチ原稿を書くのはおすすめしません。
何故かというと、思考の整理がついていないので
話が盛りだくさんになってしまうからです。
これを、無理に推敲しようとすると、時間がかかり非効率です。
スピーチの効果もありません。
特に、社員向けだと、あれも、これも、伝えたいと詰め込み過ぎになります。
人は、一度に多くのことを記憶出来ませんので、
詰め込み過ぎのスピーチを聴いた社員が、全てを受け止めることは不可能です。
一方、言葉不足も問題です。
社長の頭の中では、筋が通っていても、社員には、その背景や繋がりが不明なので
腑に落ちないスピーチで終わります。
また、最近は、スライドを使う方も多いですが、
いきなり資料作成するのも、おすすめしません。
無駄なスライドをつくり過ぎ、結局時間オーバーになり
一番伝えたい事に時間を避けなかったという失敗談も多いです。
では、私の講座でご紹介して多くの成功報告を頂いている方法をご紹介しますね。
効率よく効果的なスピーチシナリオを準備する3ステップ
１．内容の洗い出し
まずは、話したい内容を箇条書きで書き出します。
できれば、この作業は、2週間以上前がお薦めです。
いったん、書き出したら、そのままにしておきます。
２．「ながら推敲」をする
PCに向かっていても、中々良いシナリオアイディアはうまれないもので、時間の無駄です。
お忙しい方は、効率よく準備をしましょう。仕事をしながら、会話をしながら、移動しながら
様々な情報に触れると、あ、これも大事だから話したいな、こういう言い回しが若手社員には、響くな、など等
アイディアが閃きます。この思い浮かんだアイディアを、「話したいリスト」に追加していきます。
３．話を整理する
数日後、もう一度、話したい内容リストを見ます。
すると、この間に、思考の整理がついているので、
短時間で、内容の整理がつきます。
具体的には、下記の方法でシナリオをつくっていきます
・スピーチ時間を決める
・テーマを決める
・伝えたい項目、カテゴリーを分類する
・優先順位の高い内容を残し、優先順位の低い内容は、要約するか、思い切って捨てる
・順序よく並び替える
話の整理、構成法には、目的に応じていくつかパターンがあります。
私の著書や、講座では、テンプレートを使ってご紹介しています。
このテンプレートを使うと、とても簡単に、効果的なシナリオが完成すると好評です。
シナリオ作成のコツは、次回ブログでも引き続きお伝えします。
ぜひご活用ください。
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