【活動報告】先日、不動産関連会社様にて、管理職向けにリーダーに求められる話し方、伝え方研修を実施しました。ご依頼をいただいたのは全国、海外と支店を展開する飛躍的な事業成長を遂げている企業様です。こうした企業様の特徴として、若い世代の管理職が増加しているため、プレーヤーではなくマネジメントとしてのコミュニケーションスキルを短期間で向上させていくことが求められます。
そこで、本研修では、経営層・管理職に求められるリーダーシップを発揮する話し方・伝え方のポイントを探り当て、経営層にもオブザーブをいただきながら研修を進めました。
役員・管理職が効果的に話せないデメリット
一般的に下記のようなデメリットがあげられます。
役員の場合
◆従業員のモチベーション低下
不適切な言葉選びやコミュニケーションスタイルは仕事に対する意欲減退を及ぼす
◆社内外の信頼減少
社員・投資家、顧客、パートナーなどが不安を抱え企業の評判や ビジネスの成果に影響を及ぼす
◆組織文化の悪化
社員同士のコミュニケーションも影響を受け協力やチームワークが妨げられる
管理職の場合
会議や商談で的確に話せないと
◆部下とのコミュニケーションが滞る
◆職場の課題を解決できない
◆プロジェクトの進行や意思決定に影響を及ぼす
誤解や混乱が生じ、効率が低下し時間とリソースが無駄になる
こうしたデメリットを解消するための研修プログラムを実施しました。
研修プログラム
研修プログラムは、下記の通りです。
1.リーダーに求められる話し方、伝え方とその重要性
2.目的・場面に応じた話の構成法
3.会議、説明、提案の場面などで成果を高める人前での話し方
4.仕事の質を高める報告の仕方、受け方
実際に事例研修やワークを取り入れながら研修を進めました。
研修受講の効果
研修後アンケートではほとんどの方から「大変よかった」「ためになった」と高評価をいただきました。主なご感想をご紹介します。
「階層別で必要な話し方スキルや人前での話し方は朝礼や会議ですぐに活用したい」
「話が長くなりがちなので、簡潔に短くまとめる方法は、大変学びになった」
「つい、一方的に話してしまうので、部下の視点ではなせるようにしたい」
また、今回の研修は、管理職だけでなく経営層も積極的にご参加いただき、皆で成長するという組織風土を感じました。この度はご受講ありがとうございました。伝え方次第で、部下やメンバーの行動が変わります。ぜひ経営層、リーダーの皆様の「話す力」で、時には寄り添い、励まし、やる気を促し、強い組織づくり、企業成長に拍車をかけていただければ幸いです。