スピーチ、プレゼンテーションでは、内容の深さはもちろんですが、
話し手の声によっても伝わり方が違います。
アナウンサーは、ボイストレーニングという練習をすることで、
マイクに乗りやすく、聴き手に感情まで伝わる声の出し方を身につけます。
日本でも最近は人前で話す時はもちろん、営業プレゼン、接客でも
ボイストレーニングを導入する企業様が増えています。
ボイストレーニングの効果は3つあります。
自分の本来持っている一番いい声で話せる
みなさんは、自分の声を録音して聴くと違和感がありませんか?
普段聞いている自分の声は骨伝導によるもの。
だから、自分以外の人が聴く声は、録音の声です。
日本語は、横隔膜を大きく動かす必要がないので
身体の筋力を使わずに話せます。
しかし、スピーチやプレゼンテーションは、対面です。
声や抑揚による表現力で熱意が伝わることで人は動くのです。
2つ目は、緊張対策です。
腹式呼吸という深い呼吸を使い話すので、リラックス効果が得られます。
身体の使い方を身につければ、小さな声も自然と改善出来ます。
自分は緊張していても、相手にはその緊張が伝わらなければ
その場の雰囲気は和やかになり、聴き手も楽しんで聞いてくれます。
この場の雰囲気を作るためにも大切です。
そして3つ目は喉を枯らさない
ビジネスの場では、対話による情報のやり取りが続きます。
しかも、大勢の前で話す、商品説明会が続くとなると
身体の使い方をしらないと、のどをからしてしまいます。
声のトーンは好意的な印象を与える重要な要素。
大きな武器になります。
呼吸法以外に、トレーニング研修では発音、発声、抑揚の付け方など
トータルで信頼される「話し方」を習慣化していきます。
どうぞご活用ください。