定着する社員研修「話し方・ビジネスマナー」  | 話し方渋谷 元NHKキャスターが教えるエグゼクティブ・ビジネスパーソン・経営者のプレゼンテーション研修・話し方・スピーチ 管理職コミュニケーション

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定着する社員研修「話し方・ビジネスマナー」 

ビジネスマナー研修のご検討をいただきありがとうございます。
ご依頼を頂いた企業様には、ぜひ定着につながる研修をご提供したいと考えています。
そこで、今回は、実際にあった事例を紹介しながら、「定着する研修」について考えます。

1、超一流のビジネスマナー研修を受けさせたい

弊社では、コミュニケーション力向上の一環として
ビジネスマナー研修を行っています。

電話女性

以前、小規模で地域に密着した企業の2代目社長から
「うちの従業員に、一部上場企業の受付と同水準の電話応対研修をやってもらいたい」という
リクエストをいただきました。

その企業では、今までビジネスマナーの研修を行ったことがなく
人材育成を推進して企業価値を高めていきたいという熱意が感じられました。

しかし研修は学びを定着、従業員の方の成長につなげるために行うものです。
そのご要望のままで、果たしていいのかと考えました。

1、その企業にとっての「最高のマナー」とは

こちらの企業は、地域密着型の事業で、電話で話す相手はほとんど、旧知のお取引先でした。
もし、大手銀行の本社役員クラスが使うフロアの受付担当者と
同様のマナー研修を実施したらどうでしょうか。お取引先に対して
礼儀正しいけれど、どこかよそよそしい、という印象になっていまいます。
これでは、逆効果になるかもしれないのです。

つまり、「最高のマナー」とは、その企業によって違うのです。
そこを見誤り、超一流のビジネスマナーの「型」だけを真似ても
ミスマッチで、決してお客様のためにも、従業員のためにも
会社のためにもなりません。

そこで、話し方などいわゆるビジネスマナーは
2つの観点から整えましょうとご提案しています。

ひとつは、企業として自分たちがどうありたいかを表現するため
そしてもうひとつは、ステークホルダーの期待に応えるためです。

3、定着するビジネスマナー研修

以前、研修会社経由でビジネスマナー研修を行った際に、
従業員の方たちから「普段、こんな改まった言葉遣いをする業務じゃない」
「せっかく習ったが、どこで活用すればいいかわからない」
というお声をいただくことがありました。
私自身も、会社の風土や目指すところがわからず
何ともできないもどかしさを感じました。

経営者のスピーチ

そのようなことが起きないように、現在は
直接ご依頼をいただき、事前にヒアリングを行うようにしました。
その際に、必ず確認しているのが「企業理念」です。

経営者のミッション、そして会社が何を目指すか、地域に、お客様にとって、どのような存在でありたいか
それが言語化出来ていれば、従業員の皆さんが自分で考えて
社員同士、取引先同士のコミュニケーションツールとしてビジネスマナーを
活用できるのです。
目指すのは、従業員の皆さんが会社の目指すところに共感をして
息を吸うように主体的に行動するレベルに落とし込めること。

是非会社の風土づくりに、ビジネスマナーという
コミュニケーションの土台を浸透させて
人材育成、事業発展につなげてください。

※新入社員研修、対面、オンラインで承ります。
お気軽にお問い合わせください。

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