目次
今どきの若手社員のマネジメントに「傾聴力」が必要な訳とは
【目次】
1.今のマネジメントに「聴く力」が必要な背景
時代的な流れとして、個々の価値観の多様性が拡大しています。
一昔前は、仕事は、生活費を稼ぐため少々辛くても我慢して努力をする。
定年まで勤めあげる、という考え方が一般的でした。
しかし、今は違います。
給料よりも、仕事を通じて誰かに貢献したい、自分の成長を実感したい、
自分に合わない職場環境なら、転職をするのも当然など、個人の
目的にあった働き方を選択したいという考え方を持つようになりました。
つまり、会社への帰属意識、価値観、行動の前提などの多様性が増している
若手メンバーに対して、リーダー・管理職のコミュニケーションの取り方も
進化させる必要があります。
もう少し具体的にいえば、
相手を理解した上で、多くの関係者への影響力を発揮すること
これが、これからのリーダーに求められているコミュニケーション力です。
そして相手を理解するには、益々「聴く力」の重要性が増しているのです。
そこで、今回は過日実際に登壇した
不動産会社の係長、課長代理向けマネジメント研修
リーダーのための「聴く力」ブラッシュアップ
についてご報告します。
参加者は、男性、30代から40代、今後課長となり
チームメンバーをマネジメントしていく方々です。
2.部下とのコミュニケーションに関する課題と日頃の対応
部下とのコミュニケーションに関する課題については
下記が挙がりました。
・部下に伝わらない、指示通りにいかない
・情報が入ってこない
・会話にならない
・聞いたことについて答えが返ってこない
もちろん、中には、実際に、挨拶をする、若手にはソフト話し方をする
分かりやすく説明をする、など、ご自身で円滑なコミュニケーションを図る
具体的なアクションを起こしている方もいらっしゃいました。
3.聴いている「つもり」からの脱却を目指す!
研修では、座学だけでなくワークを通じて、本当の意味で、「相手の話しを聴く」とは
どういう状態なのかを実際に体感していただきながら進行していきました。
プログラクは下記の通りです。
1.はじめに
2.「良い聴き方」で得られるメリット
・リーダーに相応しくない聴き方
・人の話をなぜ聴けないのか
・対人関係構築と、ビジネス対話、場面での「聴く」の使い分け
3.「傾聴」のポイント
・良い聴き方の心構え
・非言語…表情・動作・視線
・言語…返事・あいづちのバリエーション・共感・承認をする言葉
・情報が入ってくる報告の受け方のポイント
4.「質問力」のポイント
・質問の使い方と効果
・部下の本心を引き出す質問
・アナウンサーがインタビューで使う傾聴スキル
5.聴き方の実践演習~ロールプレイング~
6.まとめ
4.研修での気付き、ご感想「若手社員について理解不足だった」
部下が話しにくい雰囲気を作っていたのではないか
ロールプレイングを通じて
「傾聴」のつもりが気付いたら自分ばかり話していた
自分の結論ありきで、相手の気持ちや考えを引き出すことより、誘導になっていた
相手の言葉が「待てない」自分に気付いた
若手社員が何を考えているのか、掴んでいなかった
若手社員に、もっと興味を持つことが大切だと感じた
業務上の対話のベースとなる信頼関係をつくる「会話」を意識したい
本研修での学びを現場で活用したい
ありがとうございました。
まずは、ご自身の「聴き方」を客観視する機会となったようです。
組織のコミュニケーションはリーダーが「変わろう」とする「姿勢」を
見せ続けることから、若手に影響を与えます。
ぜひお取り組みに期待いたします。
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