講師として人前に立つ時には
「伝える技術」が求められます。
職場での話す・聴くとは違います。
大勢を相手に共感・理解を進める技術です。
受講者をやる気にさせるのも
眠らせるのも、講師次第です。
というのも
話の決定権が聴き手が持っています。
つまり、聴いてくれないのは、「話し手」つまり「講師」の問題です。
それでは、どうしたら反応良く、知識や技術の定着を図ることが出来るのでしょうか。
まず、最初に「やる気」をおこさせること。
動機付けと言いますが、これが何より大事です。
様々な方法がありますがよく使われるのが
「何故必要か」を最初に伝える事です。
しかし、ここに落とし穴があります。
あまりに抽象的だとピンとこなくて、その後の研修に実が入りません。
例えば「コミュニケーションは職場の活性化に重要です」と
スタートすると、もしかしたら
「当たり前で、分かりきっている」
「今さら、何を言っているの」としらけてしまうかも知れません。
そこで、「自分事」として捉えてもらうように伝えましょう。
具体的に、状況説明、良く知っていることなどを織り込みます。
先程の例を改善すると、こうなります。
「先日、○○工場で、発注ミスがあり○○という損失がでました。
原因は、いつもより多い数量だなと思ったが、確認することなく、
発注してしまったそうです。
こうしたコミュニケーション不全からのリスクを改善するために
どうしたらいいのか、考えていきましょう」
いかがでしょうか?
おそらく、「自分事」として研修に参加しようと
いう気持ちになったのではないでしょうか。
まずは、気持ちを講師に向かせることから。
そのためには、話し方をスキルアップ。
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられます。
話し方を変えて、ビジネスステージアップ。
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