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「自己紹介」は営業せずに、オファーを獲得する「プレゼンツール」
例えば、交流会や勉強会の場で、名刺交換をしながら
簡単な自己紹介をする場面、結構ありますよね。
この自己紹介、仕事を獲得するための「プレゼンテーション」
ツールとして活用していますか?
私のような講師業の場合、一応実績やプロフィールを見た上で
お問い合わせをいただきますが、初回面談では、
やはり自己紹介を用意していきます。
先日も、この自己紹介の前後で、クライアントの態度が
ガラッと変わりました。
アナウンサーは「自分プレゼン」のプロ?
私は、アナウンサー時代からオーディションに合格しないと
仕事がない、というシビアな現実の中、数十秒の自己紹介で何を伝えれば
選んでもらえるのか、試行錯誤の連続でした。
まさに、数十秒で運命が決まる!といっても言い過ぎではない経験を
何度もしてきました。
もちろん全て合格とはいきませんが、出産でお休みをするまで、十数年間
NHKや民放テレビのレギュラー番組を欠かすことはありませんでした。
新人不動産営業パーソンが「自己紹介」で成約を出す
特に、士業の方、起業家の方は、
多数の競合他社から選んでもらう「自己紹介」を上手に活用すれば
営業が苦手でも、あちらからオファーをもらえるんです。
経営者の方は、ご自身が実践されてもいいですし、
社員の方に、客先でこの自己紹介を言えるように
教育すると、顧客の気持ちをつかめます。
実際、ある不動産販売会社でプレゼン研修を行った際に、
社員ひとりひとりの自己紹介ストーリーを作成しました。
その結果、研修から一週間後に、入社1ヶ月の社員さんが
成約をだしたというご報告がありました。
「見込み客に、この自己紹介ストーリーから入り
研修でつくったプレゼンシナリオをその通りに進めたら、結果がでました!」
とのことでした。
それでは、どのような自己紹介が効果的か
見ていきましょう。
◆よくやってしまう自己紹介の例
「〇年前に、それまで勤務していた○○銀行を退職して整体師として起業しました。
おかげさまで、今は都内と横浜、○○店、○○店、○○店の3店舗を経営しています。
ビジネス街なので仕事で疲れたビジネスパーソンに会社帰りに
立ち寄ってもらえるように夜10時までオープンしています。
ぜひ、一度お越しください。
この自己紹介、どこがいけないと思いますか?
一言で言えば「ストーリー」がないんです。
最低限の情報はありますが、これだけでは
他の治療院ではなく、ここに通いたいと思う動機付けが
弱いんです。
金融機関を辞めて、現職というのも
「理由」が語られていないため他の方との差別化が明確に
伝わりません。
◆ストーリー性がある自己紹介
「以前は、金融機関に勤めていましたが、体を壊したのをきっかけに、健康の大切さを痛感しました。
まだ、子どもも生まれたばかりだったので、この子が20歳になるまで元気でいようと決心しました。
それがきっかけで、整体師になり、主に働き盛りのビジネスマンの健康をサポートしています。
今では東京と横浜に、3店舗を経営しています。
ぜひ我が子の成長を健康で見守りたい方、ご自身も生涯健康で人生で楽しみたい方、お待ちしています。
たかが自己紹介と思うかも知れませんが、
自己紹介が記憶に残るか、残らないかは
特に、初対面で関係を瞬時に構築するために欠かせないコミュニケーションなんです。
これからは「自己紹介ストーリー」でファンを増やす時代
価格や性能では差別化が難しく、情報が溢れる時代です。
価格、機能競争に巻き込まれることなく、賢く事業を発展させたい。
営業が苦手で、商品やサービスの良さを上手く伝えられない。
そんな経営者、起業家、士業の方は
「何故この仕事をしているのか」「どんな思いで仕事をしているのか」を
ストーリーで語る「自己紹介」を上手に活用してくださいね。
プレゼン講座ではテンプレートを使って自己紹介ストールーをつくる方法をお伝えしています。
ご興味がある方は、2月14日体験セミナーにぜひご参加ください。
また、ご都合が合わない方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
個別にご対応させていただきます。
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