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プレゼンテーションでインパクトを与える話し方① 

プレゼンテーションでは、人数が多くなると
中には他に考え事をしている、上司に言われて嫌々来ている、
という方も交じっています。
そこで、どうやってこうしたあまり乗り気ではない聴き手を
前のめりにして聴いてもらうかという技術が必要になってきます。

さてビジネスでは、論理的に、結論先行で話すという基本があります。
おそらく皆様、お使いになっていると思います。
もちろん、通常、結論先行型で間違いはないのですが
大勢の前でプレゼンテーションをする際には
順番を変えると、聴き手が「えっ、何?」と引っ掛かりを覚え
関心を持ってもらえます。

例えば
A「この予約システムを導入するとコストが大幅に削減出来ます。
なぜならば、電話対応のスタッフが必要なくなり、その分の
人件費のコストダウンが図れるからです。」

というのと
B「人件費のコストダウン、多くの企業が抱える悩みではないでしょうか。
しかし、今でさえ人手不足なのに、これ以上の人員削減は難しい…というのが本音ですね。
そこで、本日は人員を削減せずに、人件費のコストダウンを図れる方法をご紹介します。
それが、こちらの予約システムです。」

Aは、結論先行です。上司への報告や会議などでの話し方の順序です。
しかし、プレゼンテーションではストーリーに起伏がなく、聴き手に引っかかりがありません。

Bはどうでしょうか。
実は、先に問題提起をしています。
その問題を解決する方法として、結論が出て来ます。

これは、TVでよく使う、視聴者の興味を引く話し方です。
このように、プレゼンテーションでは、結論の前に
何故、今、その話を聴かなければならないのかという
動機付けを行ってから、本題に入ると効果があります。

ぜひ、お試しください。
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