言いたい事が上手く伝わらない
説明不足から不測の事態を招いてしまった
おそらく何かしらご経験があるのではないでしょうか。
特に、新規のお客様やクライアント様にご提案、交渉する際には
感じると思います。
もしかしたら、職場で慢性的に感じている方も
いらっしゃるかもしれません。
この程度のことは省略しても意味は伝わるはず
相手もきっと「当たり前」だと思うに違いない
こんな「思い込み」が「伝わらない」原因のひとつです。
私自身、研修やトレーニングでアドバイス、提案をする際に
説明不足だった…と反省することが多く
「どうしたら誤解なく理解してもらえるか」
「納得してもらえるか」は毎回の課題です。
そんな時こそ「基本」が大事。
「説明のルール」を再確認して難しい相手にもトライしていきましょう。
目次
1.思い込みを取り除く
2. 言葉の置き換え
3.納得感を与える
4.ゴールを見せる
5.出来そう!と感じさせる
今回はその1「思い込み」を取り除いた「話し方」です。
1.「思い込み」を取り除く
例えば「時計」が欲しいと言われたら
どんなものを想像しますか?
腕時計、壁掛け、目覚まし時計、デジタル…
私はアナウンサーという仕事柄、時間を意識します。
これもある意味習慣ですね。
なので、私が「時計」といってイメージするのは、秒針のついた見やすいアナログ時計です。
色や形状、使用目的などの情報も必要ですね。
これがビジネスになると、「伝える内容」はもっと複雑です。
しかし、複雑になった時こそ「シンプルな方法」が
間違いなく相手に伝わります。
ぜひ、相手が自分と同じものを描けるように、丁寧に言葉で補ってください。
スライドや写真、絵、データなどがあれば、それを見せるのも
効果的ですが、その際の説明も分かりやすく!です。
次回は「説明のルール」「2.言葉の置き換え」についてお伝えします。