プレゼンテーションの成果は、聴き手が決めます。
どんなに熱意を込めて話しても
見栄えのいいパワーポイント資料を作っても
相手のニーズにマッチしていなければ結果は出ません。
少人数の場合は、ターゲット分析もしやすいですが
大勢の前で話す場合は、聴衆がどのような特性を持っているのかを
掴む必要があります。
特に、エグゼクティブクラスの方は社外向け
メディア向けなど不特定多数を対象にすることもありますので、
「聴衆分析法」は大変重要です。
例えば、記者会見で、担当者の話し方を見て批判的な世論がうまれる…というケースは、
この聴衆の特長を軽視し、自分本位で話してしまう結果とも言えます。
聴衆を掴むポイントは以下の3つです。
1.何を知りたいのか
何を期待しているのか、関心のありかはどこかを掴むことです。
聴きたい内容が含まれていない、前置きが長いとストレスを感じてしまいます。
2.専門知識、言葉の理解度
社内では、当たり前に通用する言葉でも、一般的な言葉に置き換える
数字の意味を説明する
3.聴衆の属性
相手は、経営層か、決定権を持っているのか、社員かでも話の進め方は変わります。
また、地域性、業種にもよります。
そして、様々な属性が聴衆に含まれている場合は、当日の様子を現場で把握して
話を進める必要も出て来ます。
WACHIKA研修では、アナウンサーの聴き手に分かりやすく伝える
原稿作成スキルをプレゼンに応用して、聴衆分析法からサポートしています。
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