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リーダーの話し方⑩共感力で社員・部下のやる気をアップ

ミーティングで、期待を込めて、
部下や社員にもっとこうして欲しいと話しても
一応「はい、分かりました」と返事はするものの
何ら変化がないという話、良く聴きます。

もしかしたら、その原因の1つは、話し方かも知れません。
モチベーションを高めて欲しい時の話し方、日常の指示出しと
同じですか?変えていますか?
もし、指示を出す時のように、一方的な言い方で
相手の意見を聴かずに終わり…となっていたら、
おそらく相手の共感は得られていないと思います。

相手をその気にさせる話し方には「共感」させる方法を使います。
「指示」のように「ああしろ、こうしろ」というだけでは、決して共感は得られません。

共感させる話をする方法を3つあげておきたいと思います。
・相手の話を聴き、説得点をつかんでおく
 立場によってニーズや関心事は違います。それに同意するしないではなく
 事実としてつかんでおきましょう。

・相手のメリットを伝える
 つい、自分の考えや、希望ばかり話してしまうのですが
 もしかしたら、相手は、そこまで思い入れがないかもしれません。
 それに、いくら仕事とはいえ、相手にも事情があります。
 この話を聴いて行動したら、どんないいことがあるのかと
 相手の立場で具体的に提示してみてください。

・同じ方向を向いて、話を締めくくる
 対等な立場とはいかなくても、同じ会社・チームメンバーとして
 協力関係にあること。相手の力を必要とし、認めている事を
 しっかり言葉で伝えると、前向きに考えて同じ方向を見てくれるものです。

いかがでしょうか。
同じ物事も、立場が違えば別の面が見えています。
ぐるりと回って相手の立場から話を進めて共感力を挙げていただければと思います。
どうぞご活用ください。

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