大勢の前で話す機会が増えた方が、まず気を付けたいこと
それは「印象」です。
人は「直感」で、相手に対して先入観を持ちます。
いわるゆ「第一印象」と言われているものです。
セミナーや講演などはもちろん、
スピーチや挨拶、朝礼や客先での商談、説明会など
ちょっとした「人前で話す機会」であっても
特に、初対面では
・肩書に相応しいプレゼンスを持っているのか
・自分が関係性を築くのにふさわしい相手なのか
・信頼出来る人なのか等
考えながら、話を聴いています。
例え、素晴らしい専門性や実績があって
論理的に構築した提案内容をお持ちでも、
この「直感」で、
マイナスの印象を与えると、
せっかくの内容もディスカウントされてしまうのです。
私は、コンテンツ構築から緊張対策、進行の仕方まで、トータルで
経営者や専門家のプレゼン指導をしていますが
特に、人前で話が苦手という方には
「印象を整えて信頼を獲得する方法」をおススメしています。
その理由は、
・話す前に、聴き手を注目させることができる。
・存在するだけで好感を与え緊張感を低減できる
からです。
どういうことか、聴衆の心理プロセスを、分かりやすく説明しますね。
マーケティングで、有名な、広告宣伝に対する消費行動の仮説プロセスを示した
AIDMA(アイドマ)の法則というものがあります。
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)
の頭文字を取ったもです。
ここでは、AIDMAの法則についての詳しい説明は省略しますが
聴衆の心理プロセスをこれに当てはめてみると、分かりやすいかと思います。
つまり、プレゼンター(話し手)の第一印象は、まさにAttention(注意)の部分なのです。
人前で話す場面で、多くの方は、スライドや導入で、何をどう話そうかと
このAttention(注意)=聴衆をつかむ工夫をされています。
しかし、それよりも、もっと簡単で、誰でもできるのが、
プレゼンター・話し手の「印象」でAttention(注意)を引く事です。
ただし、誤解してはならないのが、決して目立つ、奇抜な格好をすればいい、ということではありません。
立場と役割に相応しい印象で、話し手の信頼を獲得することが第一です。
次回からは、具体的な印象活用ポイントをお伝えしていきます。
受講者、聴衆、従業員、メンバーの反応が面白いほど変わり
成果が出やすくなりますよ!
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