立場や役割が違えば、見ている景色も違います。
例えば、若手社員と管理職、経営者と社員、営業パーソンとお客様、本社と支社、
立場と役割の違いをあげれば枚挙に暇がありません。
そこで、起こるのがコミュニケーションギャップです。
なぜ、上手く伝わらないのか
反応が鈍くて、動いてくれない、同意、協力が得られない
言いたい事が上手く言葉に出来ない、伝わらないもどかしさを
感じる場合もあるのではないでしょうか。
これでは、ストレスの原因にもなりますし、何より業務効率を妨げ
業績も伸び悩みます。
社会的ポジションが高くなるにつれて
「言葉で伝える力」が必要な場面が増えてきます。
専門知識や技術を一般に啓蒙していく、差別化コンセプトを言語化する、新規事業に、関心を寄せてもらう
新しい市場へのアプローチを営業スタッフに指示する等、皆さんはいかがでしょうか。
今回は「言葉で伝える力」をどう磨いていけばいいのか
苦手な方にこそおススメの方法をご紹介します。
◆まとめる時間をつくる
実は、私も咄嗟に話を振られても上手く話せません。
特に、自分の考えをまとめて「言葉で伝える」のは大変難しいと感じています。
ですから、事前に、言いたい事をまとめて準備をしておきます。
忙しい方は、まとまった時間を作るのは難しいと思いますので、
移動中、スマホを触る時間10分でも、「内的言語化」の時間に充ててください。
これだけでも充分効果があります。
◆「要約」をする
せっかくなら効率よく、効果的な話を準備したいですよね。
その際におすすめなのが「要約」をすることです。
これで不特定多数の方の理解が得やすくなる言葉で伝える力を磨けます。
報道アナウンサーは、複雑なニュースを「要約」をして伝えています。
だから、世界情勢や経済情報を、30秒や1分のニュースで伝えることができるんです。
このように、
要約とは、複雑な話を単純化して、短くまとめることです。
要約をするコツは、いくつかありますが、お手軽なのは
「つまり」「要するに」「ひと言でいえば」「単純な言い方をすると」等の
「つなぎ言葉」を使ってその次のフレーズを導き出す方法です。
特に医師、弁護士、数字を扱う職業、IT系など技術職の等、普段緻密さが要求される職業の方は、
一般化して話すことに慣れてないので、難しく感じる方が多いようです。
学会や勉強会等、同じ文脈を持つ同士なら、専門用語を使い複雑な話を展開してもいいのですが、
もし、クライアントや異業種の相手、一般の方向けに話す場面には、「要約」を活用してください。
プレゼンテーションやスピーチ、セミナーは、限られた時間で聴衆の気持ちを惹きつけて
いかに話の効果を上げるかが成功への鍵です。
「見栄えのいいスライド」や「堂々とした話し方」にばかり
目がいきがちですが、名プレゼンターほど「言葉で伝える力」をコツコツ磨いています。
話がまとまらない、上手く言葉に出来ないという方改善方法としてもおすすめです。
ぜひ、朝礼、会議、集会、等デイリーな場面でもご活用ください。
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