中小企業は、経営者の熱い想い、魅力的なサービス・商品・技術が実在しても
リクルート向けに充分その良さを伝えきれず、人材確保が難しいというお声を聞きます。
大手企業であっても、入社するなり「こんなはずじゃなかった」という理由で
退職する新入社員も増えていますし、価値観が多様化する中、人材確保が難しい時代ですね。
社員と会社の相思相愛は理想ですが、はじめから、そうもいかない場合も多いでしょう。
そこで、今回は、どのようにリクルート向けの企業説明をすればよいのか
進め方のポイントをご紹介します。
1.温度差や距離感をはかる
ついつい、企業側の立場で話してしまうのですが、説明会に参加してくれた方々は、
どのような前提で来ているのでしょうか。
例えば、たまたま合同説明会に来たついでに話を聴きに寄ってみた、という程度の軽い動機の場合には
いきなり熱く語り出すのは禁物です。
まずは、相手の話を聴いて、関係性をつくっていきましょう。
「入社したら、こんな風に一方的に話されるのか…」と担当者のコミュニケーションの取り方で
マイナスイメージを持たれないように、心掛けましょう。
2.経営者のビジョン・沿革・特徴はコンパクト&インパクトで伝える
ついつい、会社の良さやメッセージをアピールしたくなり、担当者の話が長くなりがちです。
ぜひ、一言でいえば「○○」というように、キャッチーなフレーズを用意するなど
事前に、短く要点をまとめて伝える準備をしておきましょう。
例えば、「今年、50周年」「この分野では業界トップ圏内」等です。
その上で、主な特徴は3つ。など、結論先行で覚えやすいように伝えていくと、
飽きずにしかも印象に残ります。
3.相手のベネフィットをイメージさせるように伝える
例えば「福利厚生が充実している」「工場の環境が整備されている」というのは、一見
従業員に対して良さをアピールしているつもりかもしれません。
しかし、これでは、弱いのです。他の企業と比較されてしまいます。
ぜひ、比較されない、唯一無二の相手にとってのベネフィットを
イメージできるように伝えましょう。
例えば、
・サッカー好きな若手に対しては
「若手が多いので、福利厚生でサッカー等のスポーツクラブがあって楽しい」
・技術を磨きたいという相手に対しては
「昨年、設備投資をしたばかり。研究開発にも力を入れているので仕事を通じて成長できる」等
人それぞれ、良いと思う「価値」は違います。
リクルート向けだからと一様な説明に終始せず、
ぜひ相手の反応を見ながら説明を進めてください!
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