プレゼンテーション研修を担当すると、よく
受講者から「で、何がいいたいの?」と言われてしまう…
というご相談を受けます。
皆さんの周りにも、報告が分かりにくい部下、
説明が長くて要領を得ない担当者など、
該当者はいませんか?
改善方法はいくつかあります。
一番効果的なのは、話し方のクセを確認して
修正していく方法です。
私は、話し方インストラクターでもあるので、
1分程度、スピーチをきけば、
おおよその話し方のクセがわかり、改善トレーニングを提供できます。
しかし、中々対面でお伝え出来る方ばかりではないので
今回は2つ、ご自身で取り組める改善方法をご紹介します。
1.一文を短くする。
日本語は、最後まで聴かないと言いたい事が判断できません。
「私は好きです」
「私は好きではありません」
このため、長文にすると、言いたい事が分かりにくくなります。
「でして… なので… 」と、フレーズを繋げずに、
「です」「ます」と短く切って話しましょう。
2.先に要点を伝える
分かりにくい話をする人の特徴として、いきなり詳細な説明や各論に入る
傾向があります。唐突な印象です。それでは、聴き手が、なぜその話を聞かなければならないのか
理由が分からないので、話の主旨が理解出来ず、「で、何が言いたいの?」となってしまいます。
例えば
「あの~、先週お送りした見積もりの数字ですが、実は現場から先程連絡が入りまして、その~ひとつ項目が抜けていたそうで…
で、ですね、急いで新しいお見積書をお送りしたいのですが…確認不足で、大変申し訳ございません」
これでは、相手がイライラしそうですし、信頼感も薄い印象になります。
そこで一文を短く、要件を先に短く伝えます。
「○○の見積もり書の件でご連絡いたしました。」
「実は、▲▲という項目が1つ抜けておりました。
確認不足で大変申し訳ございません。
つきましては、新しいお見積書をお送りいたしますので
ご検討の程、宜しくお願いいたします」
いかがでしょうか。
心構えとしては、頭の中にある情報や言いたい事、伝えたい事をそのまま言葉にせずに、
相手に聴いてもらいやすく、話を編集して伝える「配慮」が大切です。
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