熊本でのプレゼンテーション研修ご報告 | 話し方渋谷 元NHKキャスターが教えるエグゼクティブ・ビジネスパーソン・経営者のプレゼンテーション研修・話し方・スピーチ 管理職コミュニケーション

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阿隅和美オフィシャルブログ

熊本でのプレゼンテーション研修ご報告

過日、熊本にて2日間に渡り、管理職、マネージャー向けの
プレゼンテーション研修を担当いたしました。
今回の研修は、株式会社再春館製薬所
本社・工場がある、熊本の再春館ヒルトップにお邪魔いたしました。

グローバル化等企業が発展していく中で、社員数、関連会社が増えていくと、
経営層、部門等のビジョンをマネジメント層が、組織に浸透させていく、
「インナーブランディング」が重要になってきます。
そこで、相手の心をつかみ、動かすプレゼンテーション力向上について
お伝えいたしました。

1ヒルトップ

ヒルトップ2

大自然の中、広大な緑の丘が広がっています。
敷地内には、保育園もあり、女性社員の働きやすい環境が整っています。

ヒルトップ保育園

本社の建物は、テニスコート15面分のワンフロアの広さに、壁や、間仕切りがありません。
そのフロアの中心に社長の机があり、およそ800名の
あらゆる職種部署の方が一緒に働いています。
お客様とお電話対応のスタッフもこちらに。

今回お邪魔して、初めに感じたのは、皆様の表情がとても活き活きと明るいことです。
2日にわたり約160名の方々にプレゼン研修ご参加いただきました。

■研修のご感想です。

・今まで、自分が正確に伝えるという事ばかり考えていて、
相手がどう受け取るかまで考えが及んでいなかったということに気付いた。
・自分の提案を、結論を相手のメリットにしていくというのは、学びだった。
・気付かないうちにネガティブな表現を使っていた。
ポジティブな表現を意識して、プレゼン効果を高めたい
・上司からの指示で、資料を作り会議で提案をしても、
その内容についての自分の考えがまとまっていないと、
ただの説明で終わってしまう。改善先のヒントを得た。

皆様、ありがとうございました。

再春館製薬所のパンフレットには、社長の言葉として
「ありたい姿」が以下のようにあります。

「どこにもないものを、どこにもない方法で商う会社でありたい」
「すべての社員が常にお客様になりきって、『お客様主語』の姿勢で
ありたい」という言葉です。

主力商品「ドモホルンリンクル」の
売り上げ構成比の約94%は、リピート客ということで、
何と、お客様から野菜や果物がお手紙と共に届くこともあるそうです。

研修の合間には、お客様対応スタッフのトレーナーの方とも
意見交換を行わせていただき、大変有意義でした。

このように、インナーブランディングを育成し、
マニュアルではなく理念を浸透させていく
お取り組みをしているからこそ、
社員お一人ひとりが活き活きとされ、それが、お客様への
アウターブランディングに繋がっていると感じました。

益々のご発展を祈念いたします。ありがとうございました。

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『心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方』
(日本能率協会マネジメントセンター)
「相手を主役にした話をつくるフォーマット」でもっと伝わる
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