「プレゼンテーションの悩み」を伺うと、「人前だと緊張する」と
同時に、「資料作成」が挙げられます。
思いの他、資料作成に時間がかかる。
資料が膨大になってしまい、プレゼンで全て説明していたら
時間が長くなってしまい、結局大事なメッセージを伝えられなかった。
等のお悩みの声があります。
皆様は、どのように資料の準備をしていますか。
準備の時間がないと、ついつい手っ取り早く
社内で、同じようなプレゼン資料を探して使い回す、
WEBで探す、という行動に出てしまう方もいるようですが、
実は、これが資料作成が迷走してしまう原因です。
実際、「プレゼンのプロ」であるTVの構成作家さんや、
広告代理店のCMプランナーさんの
プレゼン資料は驚くほどシンプルです。
私もTVニュースキャスターをしていた時には、
「出来るだけ短いコメントで、視聴者の心をつかむ」ことを
を心掛けていました。
なぜ、それが出来るのか
それは
「情報を整理して、話の設計をする」方法を知っているからです。
わざわざ、そんなこと…と思うかも知れませんが、
このひと手間で、
無駄な資料を作らなくて済み、
言いたい事がスッキリまとまる
聴き手に刺さるプレゼンとなります。
生放送の本番まであと30分しかない…という状況で
情報を整理して伝えるという作業を
毎日行っていたので実証ずみです。
特に、忙しいビジネスパーソンが効率よく、かつ成果を出すためにはお勧めです。
「話の設計」は、
①相手を分析、②ゴール設定、③ストーリー構成 ④資料集め、⑤演出を考える
の順番で行います。
①相手を分析する
誰が聴いているのか、どの属性は、何を期待しているのか等、「ニーズ」を把握します。
②ゴール設定
プレゼンといっても、説明、報告、勧誘、他にも、様々な種類があります。
聴いた人がどうなってほしいのか。具体的にゴール設定をします。
③構成
ゴールが決まったら、こんな話をすればいいのではないか、というざっくりとした方向性が見えてきます。
頭の中にある、キーワードを書き出して、グルーピング、ストーリー構成をしていきます。
④資料集め
もし、情報が少ない、方向性が見えない時には③ストーリー構成の前に
一気に情報を集めます。
ただ、手あたり次第に情報を集めると、時間がかかる割には、
大した情報が手に入らないので、必ず、必要な情報をリストアップしてから行いましょう。
ストーリー構成が先か、資料集めが先かは、状況次第です。
⑤ストーリーが仕上がったら、時間配分、本番の演出を考えます。
案外、構成が出来たら、すぐに資料作成をする方がいますが、
必ず、ここまで行う事をお勧めします。それによって、スライドの枚数や必要な項目が
変わってくるからです。
いかがでしょうか、
「話の設計」をすると、少ない言葉で、洗練されたプレゼンが出来ます。
頭の中に、自然と話す内容がたたき込まれます。
緊張して頭が真っ白になることも少なくなり、話し方も堂々とした印象になります。
もちろん、資料作成の時間が短縮され、プレゼンの悩みが解消されます。
この「話の設計」の方法を
オープン講座で、お伝えしています。
話が分かりにくい、営業セミナーの成約率があがらない、
プレゼンが通らないという問題を解決。
セミナー講師の、シナリオ作成、商品説明シナリオ作成にも
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