プレゼンの際、どうしたら効率よく成果を出せるのでしょうか?
ぜひポイントを絞って準備を行っていただきたいと思います。
さて、アナウンサーは番組までに
情報収集をし原稿に書き、、どんなことをしゃべろうか…と考えたり、
そして時間内に収まるのかなど、一連の流れで放送の準備をします。
よく、「どうして緊張もしないで、笑ってしゃべることが出来るんですか?」というご質問をいただきます。
お答えは、「緊張をしても笑ってしゃべることが出来るように準備をしている」からです。
私は生放送の情報組が多かったので、
その経験から3つ準備のポイントを挙げてみます。
1、聴き手の立場で表現を考える
表現は間違っていないか、誤解を与えないか
回りくどくないか、すぐにピンとくるか
2.ものの見方は偏っていないか、根拠は納得のいくものか
様々な立場や価値観の人に対応しているか
聞いてすぐ、なるほど!と納得してもらえる筋が通った説明になっているか
3.ワクワクさせる表現をしているか
時事経済ニュースは事実を伝えることが目的ですが、
情報系だと、楽しい、買ってみたい、言ってみたいと思わせることが番組の目的だったりします。
そのため、自分自身が、体験、経験したり、人の感想をお伝えしたり、
関係者の声を入れるなどの工夫をしています。
気持ちが動くポイントを押さえて伝える工夫も必要です。
番組前には、こうした「何を話したらいいのか」という準備を限られた時間で集中的に行う
ルーティンワークを行っています。実は、この方法が聴き手が理解、共感するプレゼンに有効です。
今でも、プレゼンやスピーチはもちろん研修で話す際には
この準備のポイントは大変役立っています。
プレゼンで、ベストパフォーマンスを発揮して結果を出したい方、ぜひ
準備の仕方を身につけてください。
忙しいビジネスパーソンにこそおススメです。