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阿隅和美オフィシャルブログ

2014年 04月 22日

立場に相応しい話し方とは

基本的にコミュニケーションは双方が対等の立場で初めて成立すると言われています。
プレゼンターや講師は、お互いの立場の溝を埋めて
聴き手と同じ目線で話す努力が必要になります。

例えば、上位者、お客様に対しては言葉遣いや態度で敬意を現します。
逆に、自分が専門家や上位者である場合は
聴き手の心理的なポジションに自ら近づくような話し方を心がけましょう。
以下3つのポイントです。

・印象管理のポイント
威張った態度、上から目線の表現になっていないか、
ちょっとした表情、動作で相手に与える印象が変わります。
例えば、壇上の講演台に板付きにならず
聴衆の近くに立って話すなど動き方でも
また立ち位置や登壇場所によっても相手に与える印象管理が出来ます。

・ストーリー展開のポイント
いくら有益な情報であっても、押しつけにならないような
出し方の工夫を。「皆さんには当てはまらないと思いますが…」など適度な
毒消しを使い聴き手の感情を大切に扱いましょう。
聴き手の反応を確認し、少し行き過ぎたな…と感じたら軌道修正しながら進行してください。

・謙虚な心の在り方
どんなに丁寧な話し方をしていても
心の中で考えていることが
自分では隠しているつもりでも話し方に現れます。
特に、リーダー、専門家など注目をされる立場になると
その人の存在そのものを、周囲は見ています。「誰が話すか」で聞き入れ方も変わります。
好悪の感情といわれるものが大きく聴き手の受け方を左右するので
謙虚な気持ちを上手に伝えたいですね。

上位者にとって立場に相応しい話し方というと、「堂々とした話し方」を
イメージされる方も多いかと思います。
もちろん、主張する部分、指導者としての強さは必要ですが
決してそれだけでは、話の目的は達成されません。
「逆転の発想」で聴き手に満足感を与えてくださいね。

kigyou

kojin
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