社長となると立場上、会社の代表として様々な場で話す機会が増えます。
新規事業やメソッドを広めて、会員や顧客を獲得したいという目的で、
プレゼンテーションを行う場合、セミナー形式をとることが多いようです。
しかし、社長は、経営の専門家でありますが
必ずしも、コミュニケーションが得意であるとは限りません。
これまでも「セミナー準備を手伝ってほしい」というご要望を多くいただいております。
そこで、今回は、セミナーで成功するコツをご紹介します。
結論から申しますと、セミナー成功の秘訣は「準備」にあります。
この準備の仕方で、結果の8割が決まるといっても言い過ぎではありません。
1.スピーチ技術
もし、オフィシャルな場で話す機会が増えたなら
真っ先に本格的なスピーチ技術を身につけることをおススメします。
何故かというと、社長が人前で話す印象の良し悪しが、
企業のブランド=信頼に影響を与えるからです。
特に、緊張するという方は改善に少し時間を要する場合がありますので、
3ヶ月程度の余裕をもって練習をスタートするといいでしょう。
2.ターゲット分析
次に行うのが相手に興味・関心を持ってもらうための
ターゲットの分析です。
例えば、新商品を企画する場合でも、
自分が良いと思うからきっと売れるだろう、
という自分勝手な理屈は通用しません。
市場調査、競合調査、ニーズの確認等を行い製品化をするはずです。
しかし、なぜか何を話すか考える、つまり話の企画をする場合、どうも自分よがりな方が多いようです。
セミナーは、商品やサービスを生み出す過程と同じです。
「自分が伝えたい事」ではなく「相手が欲しい内容」を提供します。
3.セミナー設計
ターゲット分析を終えたら、いよいよセミナーの設計段階です。
ここでは、目的に応じた構成にしていきます。
例えば、「説明会」という名称のセミナーであっても
単に説明をするだけ、という目的は少ないと思います。
重要なのは「説明を聴いた後にどうして欲しいのか」です。
セミナーのゴール設定を明確にして、聴衆心理の動きを考慮しながら
構成をしていきます。
スライドを準備するのは、この段階です。
スライドは、話す内容の補足として使います。
少し乱暴な言い方をすれば、「スライド」を使わなくても口頭で
聴衆を説得できるストーリーに仕上げる
これが成功のコツです。
4.本番、進行
いよいよセミナー本番です。
何より、提案を素直にきいてもらえるような
聴衆との関係性構築が重要です。
いくら正論であっても感情が動かなければ
聴き手は行動しません。
また、時間管理も大事です。
間延びせず、適切なスピードで飽きさせない工夫をします。
「聴いて良かった」「もう少し詳しい話を聴いてみたい」
と、思わせ個別相談や問い合わせに繋げてください。
新規事業の価値が伝わり、納得するところまで
確実に落とし込んでいきましょう。
WACHIKAでは、社長、営業、マーケティング担当者などを対象に、
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ぜひお気軽にお問い合わせください。
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