プレゼンテーションの手ごたえが今一足りないと感じる場合、
あなたの話が、聴き手にぼんやりとしか伝わっていない事があります。
そんな時には、話が抽象的すぎていないかチエックしてみましょう。
実際にプレゼンテーショントレーニングを行っていると、このポイントを修正するだけで
劇的に良くなるケースが多くあります。
特に難しいのは、エグゼクティブクラスの方が企業ビジョン、商品コンセプトなど
を伝える場合です。どうしても、「目に見えないもの」「未来形の話」なので
聴き手の想像が難しいのです。
もちろん、ツールを活用して見せるのも1つの方法ですが、
あくまで資料はサブです。本当に、相手に納得して行動をおこしてもらうには
「言葉」の力で伝える必要があります。
話し手は、聴き手の頭の中の真っ白なキャンバスに絵を描くように伝えていかなければなりません。
抽象的なワードは、具体的に言い換えてイメージを抱かせます。
擬人化する、例え、故事やことわざ、名言などを引用するなどの方法があります。
例えば、「この技術は、人の生活をもっと便利に、もっと豊かにします」
これでは、何となくいいものだとは思いますが、ピンときませんね。
そこで、「まるで自動車が発明された時のような、技術革新が今、この分野で起きているのです」
と、先にその分野において、どのくらい画期的な技術なのかを伝え
その後に、詳細の説明をしていくというように
伝える工夫次第でインパクトが強まり、聴き手の興味が持続します。
WACHIKAでは、プレゼンテーションの
ストーリー構成コンサルティングも行っています。
ビジネスを成功に導くプレゼンテーション力を
ご自分のものにしてください。